糸魚川(新潟) 千丈が岳(246m) 2019年11月23日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 14:44 観音堂−−14:47 道−−14:53 道終点−−15:13 千丈が岳 15:14−−15:28 道−−15:33 観音堂

場所新潟県糸魚川市
年月日2019年11月23日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場観音堂に駐車場あり
登山道の有無最初の1/3くらいはあるがその先は無し
籔の有無主に立った根曲がり竹と灌木。それほど濃くはない
危険個所の有無無し
山頂の展望平坦なのと周囲は樹林なので遠望は効かない
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメントどこから登るか悩んだ末に山頂東側の観音堂から往復。意外にも観音堂南側に道があり、もしかしたら・・・と思ったら標高110m付近で消えてしまう。しかし標高が低い影響で藪はさほど濃くはなく、尾根上を進んで山頂へ。地形図通り山頂一帯はゴルフ場になっていて、ゴルフ場の敷地ギリギリ内側に石仏二体が祭ってある小さなお堂があり、そこを山頂とした




観音堂は大規模改修中 一段高い建物へ
裏側の法面を登る 竹林との境界に道が登場
やたらと目印が多い 尾根に乗り西へ
尾根上に道が伸びる 標高110mで道は右へ
植林帯で道が消えて尾根に戻ることに 立った根曲がり竹があっても藪は薄い
尾根に復帰。藪は薄い 標高140m付近。杉植林帯へ
標高170m付近 標高190m付近
標高220m付近 標高230m付近。山頂間近
千丈が岳山頂。石仏を背中から見ている 正面から見た石仏二体。ギリギリでゴルフ場敷地内
山頂一帯はゴルフ場 ゴルフ場敷地内の柵
標高210m付近 標高150m付近
標高110m付近で道に乗る 竹林から下も道を辿ってみた
階段を下ると観音堂西に出た 観音堂
観音堂の駐車場


・山名は千丈が岳(せんじょうがたけ)。ちなみにネットで検索するとご丁寧にも南ア3000m峰の「仙丈ヶ岳ではありませんか?」と聞いてくる(笑)。あちらは「せんじょうがだけ」。微妙に発音が違うのであった。

・山頂部はゴルフ場が造成された町中の里山で、わざわざネットで調べるほどの山ではなかったので事前調査はやらなかったが、帰ってからネット検索したら登山記録はDJF氏のみだった。恐るべしDJF氏(笑) ちなみに氏は北側の電波塔から往復していた。

・私は氏の記録を知らずに計画を立てたが、ゴルフ場を通らずに山頂に至るには東側の観音堂から東尾根を伝うのが適当と判断。里山ではありがちなパターンだが、山頂への道はお寺や神社、墓地の裏が起点となることがままあり、もしかしたら観音堂の裏から踏跡程度はあるかもしれない。豪雪地帯とは言え標高が低いので、藪はそれほど濃くないと予想。

・観音堂へは地形図通りに舗装道路が上がっていて駐車スペースもあった。今はお堂は大規模改修中で周囲に足場が組まれて、建物前には重機が入れるように鉄板が敷かれていた。土日は工事はお休みらしく無人であった。

・大きなお堂の裏手、一段高い場所には小さなお堂があり、そこに続く階段を上がる。道はここまでで、裏手の斜面へ登り尾根を辿ろうとしたら、左手の竹林にピンクリボンの目印が見えたのでそちらに行くと明瞭な道が出現。山頂まで続いていたらいいが、使えるところまでこの道を利用させてもらおう。

・竹林はすぐに終わって尾根のすぐ北側直下に道は延びる。周囲は背の高いブナが目立ち、地面付近は疎らな根曲がり竹。少し進むと道は尾根上に移り、傾斜が無い標高110mの平らな尾根を山頂方面へと進んでいくが徐々に根曲がり竹が目立つようになり、明らかに登りに変わる標高120m付近で尾根上は根曲がり竹に覆われて、道は尾根を離れて右手に逃げる。判断に悩んだがとりあえず道を辿ることにして根曲がり竹の尾根を離れて右手の植林に覆われた谷へと導かれ、道はそこで消滅していた。

・このまま谷筋を登るか悩んだが、先ほどまで歩いた左手の尾根はここから見ると根曲がり竹はそれほど濃くはなく、谷筋も同じような植生だったでの尾根に復帰することに。ほとんど藪は無く尾根に戻ると、道が無くなった場所とは違って根曲がり竹は少なく、灌木類もそれほど多くはなくて歩きやすい植生だった。あの場所だけ笹が濃かったようだ。

・この後は東尾根をトレースすることに。標高140m付近で杉植林帯に変わると灌木類が明らかに減る。道は無いがこの植生なら問題はない。標高180m付近は尾根がばらけて下りで水俣集落へ下る尾根を直進しそうになったが、登りは高いところを目指せばいいのでルートミスは無い。ここも植林帯が続く。

・榊のような背の低い照葉樹が混じるようになるが密度は低いので藪漕ぎにはならない。やがて傾斜が緩んで前方が明るくなるとゴルフ場が登場。ということは山頂は近い。もう夕方に近い時間帯のせいか、ゴルファーの姿はなかったので遠慮なく藪から姿を現せた(笑)。ゴルファーがいたら熊が出た!と騒ぎになったかも?

・ゴルフ場は敷地境界に腰程度の高さの柵が設けられていたが、おそらく猪等の獣除けだろう。グリーンの芝を掘られたり食われたりしては困るから。その柵に沿って50mほど西へ進むと、僅かに柵の内側にお社としては大振りのものがあり、石仏が二体あった。周囲を見渡しても明瞭な高まりはなく、ここを山頂としていいだろう。帰ってからGPSの軌跡を確認したら246m標高点よりやや南東側だったが、地形図にある240m等高線で囲まれたピークはゴルフ場造成で削られて平坦になっていた。おそらく、ゴルフ場ができる前は、削られる前の本当の山頂にお社があったのだろうが、ゴルフ場造成に伴いプレーに邪魔にならない敷地境界に移されたのだろう。

・目論見通りゴルフ場敷地を通らずに山頂に達することができて満足。帰りは往路を戻り、竹林から下に続く道を辿ってみたら最後は観音堂前に出た。残念ながら山頂に通じる道ではなかったが、東尾根を使って正解だった。

 

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